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子育て支援事業

わんぱく教室(くるみっ子教室)について

・対象者
家庭で保育をしている親子(0歳〜就学前のお子様)

10:00~11:00
   室内遊び・戸外遊び
11:00~11:30
   絵本の読み聞かせ・手遊びやリズム体操
   親子の触れ合い遊びなど
 
是非遊びに来て下さい口を広げてにっこりした顔
たくさんのご参加お待ちしています

実施日及び時間

1)毎週火曜日
 
2)午前10時〜午前11時30分頃
 
3)担当保育士 1名

子育て情報

4月 「後追いがひどい子について」
後追いをするということは、子どもが順調に成長しているという証拠で大好きなお母さんが側にいることにより安心し、心が満たされます。すでにお子さんとお母さんは「心の絆」で結ばれているのです。心の絆で結ばれることは人間の人格形成の中で一番最初に育たなくてはならない大切な課題です。これを親子の「愛着」といい、愛着関係が成立したといえます。後追いは1歳半から2歳くらいの間に落ち着くお子さんが多く見られ徐々にお母さんと離れていても平気になってきます。ですが、後追いの期間には個人差があるためなかなか後追いが落ち着かなくても不安になることはありません。これもお子さんの個性だと温かい目で見守りましょう。

5月 「発音のしかたがおかしい子について」
幼児期は言葉が急速に伸びる時期で、4歳くらいには自分の考えを話すことができるようになり、一応言葉が完成します。しかし発音の発達は遅れがあり、6歳過ぎにようやく完成するといわれています。発音を直したいと指導する時も「チャカナではなくサカナでしょう、はい言ってごらん」と口移しで教えることは絶対避けましょう。お話を嫌がる子になります。それよりも「お母さんがサカナって言ったら手を叩いて、チャカナと言ったら叩いてはダメよ」という風に遊びの中で聞きわける訓練をしてみてください。上手くできたらほめてあげましょう。

6月 「自分の頭を打ちつける子について」
1歳頃の子どもが機嫌を損ねると、突然大声で泣きながら自分頭を床に打ちつけたり、柱に打ちつけたりすることがあります。これは障害のあるなしに関わらず、健常な発達をしている子どもにもみられる行動で、1歳過ぎから2歳くらいまでに現れます。この時期は活動性が増してきて様々なことを見たり、聞いたり、試したりしてその間に不快なこと、不安なことなどに遭遇し、それを言葉で相手に伝えることができず、自分の体で痛み(不快)を確認しているのです。しかし、痛いのを分かっているからと放っておいてはひどくなったり、癖づいてしまう場合があります。頭をうちつけはじめたらすぐに声かけをして抱きあげたり、手を床と頭の間に入れたり痛みを感じさせないようにすることが大切です。2歳を過ぎると言葉が伸びてくるのでこの行為はなくなります。

7月 「赤ちゃんにも個性はあるのかについて」
ミルクを飲ませるとゴクゴクと気持ちよく飲む子と遊びながら飲む子、食物の味、匂い、固さ、柔らかさを格別気にする子がいます。オムツを替える時でも、じっと上を向いて待っている子と横へ転がったりして動きが多い子がいます。そのような特徴的な行動は、お母さんの養育態度や場面が変わったから現れるのではなく、いつも同じような行動をする傾向があり、赤ちゃんには比較的早くから個性があることが認められるようになっています。育てにくい子どもでも、お母さんや養育者が一貫した養育態度をとっていれば次第に育てやすくなります。育てやすい子でも、お母さんの育て方によってリズムが乱れ育てにくくなることもあります。よい子、困った子と簡単に評価しないで、子どもの育ちの中で見ていきましょう。

8月 「育て方によって性格は決まるのかについて」
かつて、赤ちゃんは生まれた時点では、みんな同じであると考えられていましたが今日では、赤ちゃんは早い時期から個性をもっていることがわかってきました。例えば、活発な子、大人しい子、敏感な子とそうでない子、愛想のいい子、悪い子などいるということです。このように、赤ちゃんに個性があると分かってきたのは、赤ちゃんの育て方に直接関係しあっているお母さんとの相互作用によってです。しつけの仕方や育て方によって、性格に変化がでたり、決まっていくということです。

9月 「機嫌を損なうと泣き叫ぶ子について」
乳児期の子どもは、生活の全てをお母さんに依存しており、お母さんも子どもの行動を全て受け入れる時期です。しかし三歳頃にもなると何もかも受け入れるわけにはいきませんよね。この時期には、身体の能力は一人前で、生活に必要な言葉も使えるようになってきて「何でもできる」という自分に対する万能感をもっているので、自己主張をしては、お母さんがどんな反応をするか試しているのです。原則として、すぐには子どもの要求を受け入れないでください。「お母さんは行くよ」と一旦その場を離れてみるのも一つの手です。お母さんと離れる怖さを感じて案外すんなりついてきてくれることもあるでしょう。

10月 「赤ちゃんに乱暴をするお姉ちゃん」
今日は「赤ちゃんに乱暴をするお姉ちゃん」についてお話しましょう。小さい子どもさんを育てて、目が離せない状態で大変なこと多いと思います。乱暴で意地悪をする姿や、言い聞かせても聞き分けのない姿を見ていると心配されると思います。お姉ちゃんは、弟思いの優しいお子さんです。お母さんが赤ちゃんを愛しているのと同じくらい、お姉ちゃんも赤ちゃんが好きなのです。赤ちゃんに関わろうとして一生懸命ですが、どうやって関わっていいのか、もののやり方が分からないのです。関わり方をゆっくり教えてあげてください。そのうち上手に関われるようになります。決して叱りつけたり、赤ちゃんからお姉ちゃんを引き離すようなやり方を、しないでくださいね。

11月 「友達に関心がない子」
今日は「友達に関心がない子」についてお話します。今回は、三歳になったので幼稚園に行かせたのだが、お友達との遊びにまったく興味をもたず、ちょっと見当違いなものの言い方をする。家族との会話も上手くできないことが多いが、しかし記憶力は驚くほど良くて、世界の国旗の名前や動物の名前、道路標識などはほとんど完璧なくらい覚えているという、ちょっと特殊なケースです。成長していく子どもが家庭から離れて初めて集団生活に入った時、他の友達とすぐに遊び始められる子は少なく、一般的には「そのうち慣れてくるので心配ありません」と答えてよいのですが、今回のケースでは家族を含めて周囲の人への関心が薄いまま育ってきてしまったようです。そのため人との意思伝達の道具である言葉の学習や感情的なつながりが薄く、友だちとの遊びも身につかなかったようです。このような場合は、自閉的な傾向をもったお子さんかもしれません。もし心配があれば、専門機関に相談して、専門的な面での指導も受けてみてください。

12月 「祖父母になじめない子」
今日は「祖父母になじめない子」についてお話しましょう。乳幼児期の子どもはいつも側にいてくれる特定の人、特に母親に対して愛情を示します。普段交流のない人に会ったり話かけられたりすると、子どもは不安を感じ泣いたり、母親の後ろに隠れるなどし自分を守ろうとします。人見知りは、脳が発達する事でいつも一緒にいる人と見知らぬ人との区別ができるようになって起こるもので、立派に成長している証です。そのためいくら祖父母でも会う機会が少ないと、子どもは不安を感じ母親の体に触れることによって安心感を得ようとします。子どもを不安にさせないためにも子どもを叱ったりせず「抱っこ」の時は抱っこ、一人で行きたくない時は一緒に行ってあげるなど、心のつながりを大事にして、少しずつ祖父母との愛着関係が築けるように見守ってあげましょう。

1月「部屋の隅で隠れて大便をしてしまう子」
今日は「部屋の隅で隠れて大便をしてしまう子」についてお話しましょう。大人にとっては不思議な行動ですが、子どもは色々な事を理解できるようになると、大便やおしっこをしているところを見られるのは、恥ずかしいと意識していきます。せっかく出そうなのに邪魔されたくない、途中で止めるなんて無理!なんて思っているかもしれません。そこで大切なのが「環境構成」です。トイレが明るく、綺麗である事がとても大切です。行っても怖くない場所である事。ゆったりとリラックスできなければ、大人だって出るものも出ませんよね。トイレに入ることに抵抗を感じなくなれば、まずは一つクリアです。

2月「玩具を渡しても遊ばない子」
今日は「玩具を渡しても遊ばない子」についてお話しましょう。玩具で遊ばない子には、さまざまな理由があり、①玩具自体にあまり興味が無い、②年齢、発達段階に合っていない等があります。子どもの中には玩具で遊ぶことが好きな子どももいれば、体を動かして遊ぶことが好きな子どももいます。何をして遊ぶのが好きなのか、何に興味をもっているのか、子ども一人ひとり個性があり、違うのでよく監察することが大切です。また、子どもだけで遊ぶのではなく、親も一緒になって楽しく遊ぶと、自然と園子に合った遊びが見つかると思うので、色々なことを試しながら、見守っていきましょう。

3月「暗闇を怖がる子」
今日は「暗闇を怖がる子」についてお話しましょう。幼児期の子どもは非常に豊かな創造性をもつ時期のため、見たもの、聞いたもの、体験したことなどから、空想の世界に入り、現実の世界での体験と区別がつかなくなります。そのため、暗い場所にはケモノがいて襲い掛かってくるかもしれないと恐怖を感じるのです。母親にくっついて、不安や恐怖を鎮めようと子どもなりに努力しているのに、無理に突き放したりすると、なお怖さが増し、不眠・夜泣きにつながる場合もあります。不安や恐怖をやわらげるためにも、抱きしめたり「大丈夫だよ。お母さんがやっつけるからね」などと言葉をかけるなどして、安心感を与えてあげてくださいね。
社会福祉法人くるみ福祉会
くるみ保育園
〒771-0131
徳島県徳島市川内町大松68-1
TEL.088-665-3561
FAX.088-665-5007
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